結婚が決まればお互いの家族を紹介する顔合わせをおこないます。

顔合わせって何を話したらいいの?

逆に触れちゃいけない話題ってあるのかな?
きっと顔合わせで何を話したらいいのか、沈黙ができて気まずい雰囲気になったらどうしようと不安に感じている人も多いのではないでしょうか?
初めまして。遠距離恋愛4年、同棲4年を経て結婚したちゃんしーです。
私も顔合わせ前はうまくいくかと緊張していましたが、事前に準備をしていたおかげで無事に終えることができました。
そこで本記事では顔合わせ経験者の私が、避けるべき話題や逆に話すべき話題、事前準備のコツをお伝えします。
本記事を読めば、顔合わせの準備はバッチリ!
当日はきっといい顔合わせになるはずです!
本記事でわかること
- 顔合わせで避けるべきタブーな話題
- 顔合わせ話すべき話題
- 顔合わせでの話題リスト
- 顔合わせでの会話のコツ
- 顔合わせで困らないための準備
この記事がおすすめな人
- これから顔合わせを控えている人
- 顔合わせの準備で困っている人
- コミュニケーションが苦手な人
顔合わせで避けるべきタブーな話題
初めて両家が揃って挨拶をする場では避けた方がよい話題があります。
話題によっては、その場の空気が悪くなったり、誰かの機嫌を損ねたりする可能性があります。

第一印象はなるべく悪くしたくない、、、
これから長くお付き合いする相手だからこそ始めが肝心です。
せっかくの場が台無しになってしまうかもしれないので、以下の話は避けるようにしましょう。
- 宗教・政治の話
- 病気などの健康問題
- 仕事の話
- 愚痴や悪口
宗教・政治の話

宗教や政治の話はやめましょう。
日本は信仰の自由が許されている国なので、それぞれの考えがあります。
宗教や政治の話はデリケートな話題で、意見や考えの違いから口論に発展する可能性もあるので、避けた方がよいです。
気まずい雰囲気にもなりかねないので、注意してください。
病気などの健康問題

自身や知人の病気・離婚など不幸なニュースはお祝いの場にふさわしくありません。
体の事情で特別配慮が必要な場合を除き、避けるのがベターでしょう。
自身の体のことを話すと、相手に余計な気を使わせる可能性があります。
一方、相手が気にしていることを指摘してしまうと、非常識な人間と思われる可能性もあります。
場の雰囲気が悪くなる可能性が高いので、不幸な話題は避けておきましょう。
仕事の話

軽い仕事紹介ぐらいなら問題ありませんが、仕事の深い話は避けましょう。
顔合わせの中で、仕事の話は挙がる可能性が高いですが、「〇〇な仕事をしています」ぐらいに留めておくのがベストです。
同業他社の場合は、死活問題になりかねず、仕事の深い話をしてしまうと周りがついていけなくなります。
仕事内容によっては周りに話せない事情もあるので、軽くにしておきましょう。
愚痴や悪口
他人の愚痴は顔合わせのみならず避けるべきです。
愚痴や悪口を聞いて、いい気になる人はいません。
せっかく二人の門出を祝い、これからよろしくお願いします、と挨拶をするめでたい場なのに、微妙な空気になってしまいます。
親が謙遜して自分の子供を悪くいうパターンもありますが、同調するとトラブルの原因になります。
誰かが悪口を言い始めても同調をせず、すぐに別の話題に変えましょう。
顔合わせで話すべき話題

タブーな話題と反対に、顔合わせで話すべき話題があります。
両家が集まる機会はなかなかないので、このチャンスをうまく活かしてください。
今後、控えている結婚式や新婚旅行など両家に関わる事項は、顔合わせの時に決めておきましょう。
- 結婚式場の相談
- 結婚式の服装
- 新婚旅行の報告
- お歳暮・お中元・年賀状
- 指輪のお披露目
結婚式場の相談
二人が挙げる結婚式場の相談です。
会場が既に決まっている場合は、場所と日時の確認を。
会場がまだ決まっていない場合は、候補を提示して、親御様に意見も求めるのもありでしょう。

私たちは関東で挙げるか、福岡で挙げるか悩んでいたので、両親に相談しました!
具体的な場所と日時、費用も含めてどちらがいいと思うか聞いてみました。
私たちは結婚式を挙げる場所を決めかねていたので、両親の意見を参考にしたく、相談しました。
結果、自分たちの好きなところにしたらいいよと言われたのですが、一度意見を確認しといてよかったなと感じています。
結婚式の服装

結婚式当日の服装を決めておきましょう。
一般的には
- 父親→モーニング
- 母親→留袖
- 兄弟→スーツ、ドレス、振袖
になります。
一番決めておきたいのが、姉妹の服装です。
姉妹の場合、振袖 or ドレスにするか合わせておいた方がいいので、本人の意見を確認してください。
合わせてそれぞれの服装を誰が用意するのか、費用は誰持ちにするかまで決めておきましょ。

私たちの場合、妹はドレスを自分たちで用意、両親(父:モーニング、母:留袖)は私たちが準備・費用も負担することにしました。
新婚旅行の報告

新婚旅行に行く、もしくは行った場合は、報告をしましょう。
いつ・どこに新婚旅行へ行くのか、報告すると会話のネタにもなります。
もしかしたらご両親の新婚旅行話も聞けるかもしれません。
もし、既に新婚旅行へ行っている場合は、写真を見せると喜ばれるでしょう。
ただし、お土産を顔合わせで渡すのは荷物になるのでやめておいた方がよいです。
二人の土産話をしてあげてください。
お歳暮・お中元・年賀状
これから両家が関係を持つにあたり、お歳暮・お中元・年賀状をどうするか決めておきましょう。
通常、家族になるとお歳暮・お中元・年賀状のやり取りが始まります。
顔合わせ・結婚式が終わると直接会う機会がなくなるので、年賀状などで挨拶をするのが通例ですが、近年はその文化もなくなっています。
特に年賀状はスマートフォンの普及により、送る人も少なくなりました。
お歳暮・お中元・年賀状をどうするかは家庭によって考え方も違うので、両家顔合わせで意見を擦り合わせておきましょう。

うちは年賀状のみ送ることになりました。
指輪のお披露目

婚約指輪・結婚指輪をお披露目しましょう。
結婚指輪が準備できていない場合は、婚約指輪のみでも構いません。
二人が交わした契りの証をご両親にも見せてあげましょう。

私たちは結婚指輪の準備がギリギリでした、、、
両家の顔合わせで指輪を披露するつもりなら、結婚指輪を購入する時に納期も確認してください。
顔合わせで話題に困った時のリスト
初めて両家が顔合わせる場では緊張して何を話していいのかわからなくなりますよね?
沈黙ができてしまうと気まずい雰囲気にもなってしまう。
顔合わせで困った時に話すとよい話題のリストをお伝えします。
- 幼少期の話
- お互いの趣味
- 地元の話
- 家族の話
幼少期の話

幼少期の話は鉄板です。
相手の小さい頃はどんな子供だったのか、ご両親に聞いてみましょう。
もし本人の口から聞いていたとしても、ご両親から聞くとまた違った話を聞ける可能性があります。
本人の記憶がない時期もありますからね、、、
ご両親もきっと喜んで話してくれると思うので、ぜひ聞いてみてください。
お互いの趣味
お互いの趣味を話すと共通点が見つかるかもしれません。
きっとご両親は相手がどんな人か知りたがっていると思うので、自分の話をしてあげてください。
もしかしたら趣味で相手の家族と意気投合できるかもしれません。
これからの関係を築く糸口になるかもしれないので、お互いのことを情報共有できるといいですね。
地元の話
地元の話も盛り上がります。
結婚する本人同士だけでなく、ご両親の故郷はどこなのかも聞くと話が盛り上がります。
私たちは関東と九州で地元が離れていますが、彼のお父さんの出身が同じ九州だったので、共通点が見つかりました。
地元はどんなところなのか、有名な観光地や食べ物を話題にするとよいでしょう。
家族の話

家族の話も盛り上がります。
例えば兄弟・姉妹の話。
私の妹と彼の妹が同い年で、お互いアイドル好きだったので話が盛り上がっていました。
これまで紹介した趣味や地元の話は共通点が見つかる可能性が高いので、自分のことだけでなく相手のことを聞いてみてください。
顔合わせでの会話のコツ
初めての顔合わせで緊張するとは思いますが、これから長くお付き合いしていく相手なので第一印象は大事です。
顔合わせで少しでも印象よくするための会話のコツをお伝えします。
- 笑顔で話す
- 相手に敬意を示す
- クエスチョンマークの会話をする
- 両家にバランスよく話を振る
- 相槌をうつ
笑顔で話す

話すときは笑顔を意識してください。
The Journal of Consumer Psychology *に掲載された研究発表では、人は笑顔で話した方が表現力が豊かになり、相手からの信頼を得られ、好印象を与えると結論づけています。
笑顔で話す人に悪い印象を持つ人っていないですよね?
笑顔は伝染していくので、その場の雰囲気もよくなるはずです。
緊張しているかもしれませんが、顔を強張らせず、笑顔を意識して話してください。
*参考文献
https://www.sciencedaily.com/releases/2018/04/180412102928.htm
相手に敬意を示す
相手のご家族と話すときは敬意を示すことが大切です。
初めから相手との距離を詰めていく人もいますが、初めはNG。
相手によっては警戒される恐れがあるので、初めは相手に敬意を示す態度でいきましょう。
相手の兄弟・姉妹も同様です。
そのうち「タメ語でもいいよ」となるかもしれませんが、初めは敬語で話すのが無難です。
あとはしっかり目を見て話すことも大事です。
これから何回か会っていくうちに少しずつ距離を縮めていきましょう。
クエスチョンマークの会話をする

顔合わせで沈黙があると気まずくなっちゃいますよね?
沈黙を避けるコツは、クエスチョンマークで会話をすることです。
英語の5W1H(いつ、どこで、何を、なぜ、誰が、どうやって)を基本に、話の内容に合わせて質問をしていきます。
例えば、「僕、ラーメンが好きなんだよね」に対する質問は
- 何ラーメンが好きなの?
- どこのラーメンが好き?
- ラーメンは昔から好き?
- ラーメンを好きなったきっかけは?
- 一人で食べにいきますか?
- どのくらいの頻度でラーメンを食べるのですか?
とたくさんあります。
何を聞いていいかわからなくなったときは5W1Hを意識して会話してみてください。
両家にバランスよく話を振る
どちらのご家族にもバランスよく話を振りましょう。
誰かが会話で取り残されることがないように、うまくバランスを見て振ってあげてください。
居心地の良さからついつい自分の家族と話してしまいがちですが、顔合わせはお互いを知る会なので、相手との話を意識するとよいです。
逆に相手にばかり気を使って、自分の家族がないがしろになるといけないので、相手の話に共感する形で自分の家族にも話を振りましょう。
相槌をうつ
相手の話を聞いているよ、と知らせるための相槌は大事です。
自分の話を興味を持って聞いてくれているか相手は気になります。
頷いたり、相手に同調したりして、反応を見せましょう。
相槌テクニック
・基本の相槌
→そうですね、すごいですね、知らなかったです
・オウム返し
→同じ言葉を繰り返す相槌
(例:「大変だったんだよ」に対して「大変だったんですね」と同じ言葉で返す)
・共感
→わかります、と相手の気持ちに同調する形で返す
・まとめや言い換え
→相手の話をまとめたり、言い換えたりする
(ただし、自分の意見を含めるのはNG)
・話を深める
→その後どうなったんですか?それはどこですか?とさらに深掘りをする
先ほど伝えた5W1Hと合わせて、相槌テクニックも使って会話を盛り上げましょう。
顔合わせで困らないための準備

顔合わせでは緊張して、何を話していいかわからなったり、話すべきことを忘れてしまったりする可能性があります。
トラブルを引き起こさないためにも事前の準備が大切です。
- 顔合わせのしおり
- 手土産
- アルバム
- 事前の情報収集
- 話のすり合わせ
- 家族への確認
顔合わせのしおり
顔合わせの流れを記した顔合わせのしおりがあると安心です。
顔合わせのしおりには
- 開催日時、場所
- 顔合わせの流れ
- お互いのプロフィール
を記載しておきましょう。
顔合わせのしおり自体が話題のタネにもなるし、プロフィールが話のきっかけになります。

私たちは顔合わせのしおりは作っていませんが、スマホのメモに話すべきことを書いていきました。
式場の説明をする予定だったので、PCも持参しました!
手土産

手土産を用意するか事前に確認しておきましょう。
どちらか一方だけが用意すると非常識に思われるので、お互いの家族に確認をして共通認識を持っていましょう。
通常は、初めての場なので手土産を持っていくのが通例です。
ですが、場所が遠かったり、気を使わせたなかったりする場合は、お互い了承のもと、なしでも問題ありません。

私たちはお互い遠方から来ていたので、荷物を増やさないために手土産は無しにしました。
アルバム

新婚旅行や前撮りのアルバムがあれば話のタネになるでしょう。
顔合わせをしてから入籍する人が一般的には多いですが、事前に前撮りをしたり、新婚旅行に行ったりした場合は、写真を見せると喜んでもらえます。
前撮りや新婚旅行ではなく、幼少期の写真でもいいかもしれません。
わざわざアルバムを持っていくのは重いかもしれないので、スマホで共有するのもありですね。
事前の情報収集
お互いの家族の趣味や思考を事前に情報収集しておきましょう。
例えば、料理でも相手の好きなものや、苦手な食べものをリサーチして、なるべく好みに合ったレストランを選んでください。
他にもどんなお仕事をしているのか、趣味や好きなスポーツを聞いておくとよいです。
事前に共通部分を見つけておくことで、話のタネを準備できます。
相手がどんな性格か(コミュニケーション能力が高い、内弁慶など)を知っておくと、話すときに配慮ができるはずです。
相手から家族の話をいろいろ集めてください。
話のすり合わせ
二人で顔合わせでは何を話すか事前に擦り合わせておくことが大切です。
- 絶対に話しておきたいこと
- 避けた方がいい話題
は共通認識を持っておいてください。
しおりを作るのであれば、絶対に話しておきたいことは盛り込んでもいいかもしれません。
せめて忘れないようにスマホにメモをするなど対策をしておきましょう。
家族への確認

私たちは事前にそれぞれの家族に確認もしていました。
顔合わせで決めたい「お中元・お歳暮・年賀状」は、その場で決めるとぐだぐだになりそうだったので、どうしたいか家族の意向を聞いていました。
実際、顔合わせの場では、再確認する形で話をしたので、スムーズに終わりました。
手土産についても同様です。
準備する・しないをしっかり伝えておきましょう。
さらに、相手の家族がどんな家族かも伝えておきました。

私の父が口下手な人なので、「口数が少ないけど怒っているわけではないので気にしないでください」と彼から相手の家族へ伝えてもらいました。
事前に情報共有をしておくと、安心して顔合わせに挑めるので、できる範囲の情報は共有しておきましょう。
まとめ
今回は顔合わせでタブーな話題とすきべ話題をお伝えしました。
タブーな話題 | すべき話題 | 困った時の話題 |
・宗教・政治の話 ・病気などの健康問題 ・仕事の話 ・愚痴や悪口 | ・結婚式場の相談 ・結婚式の服装 ・新婚旅行の報告 ・お歳暮・お中元・年賀状 ・指輪のお披露目 | ・幼少期の話 ・お互いの趣味 ・地元の話 ・家族の話 |
顔合わせはこれからの関係を築いていく初めの1歩になる大事な会です。
人は第一印象で今後の関係が大きく変わります。
緊張するかもしれませんが、本記事に書いた通り、準備をしていけば問題ありません。
二人のこれからのためにいい会になることを期待しています。
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